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Intel決算、PC需要減速で純利益55%減:粗利益率は7ポイント減
オッテリーニ社長兼CEOは「PC売り上げは第1四半期に底を打った」と語ったが、第2四半期の売上高見通しはほぼ横ばいとしている。
米Intelは4月14日、第1四半期(1〜3月期)の業績を発表した。売上高は前年同期比13%減の71億ドル。純利益は同55%減で6億4700万ドル(1株当たり11セント)。
営業利益は6億7000万ドルで前期比68%減。また粗利益率は前年同期比7ポイント減の46%だった。
ポール・オッテリーニ社長兼CEOは、「PC売り上げは第1四半期に底を打ち、通常の季節パターンに戻りつつあると信じている。われわれは変化する市場のニーズに合った製品ポートフォリオを提供している」とコメントした。
マイクロプロセッサの平均販売価格(ASP)は横ばいだったが、Atomプロセッサとチップセットの売上高は前期比27%減の2億1900万ドルだった。
第2四半期については、景気の先行き不透明さから正式な売上高予測は発表しないが、社内的には第1四半期からほぼ横ばいとみているという。
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