米Appleが4月22日発表した第2四半期(1〜3月期)決算は、売上高は前年同期比9%増の81億6000万ドル、純利益は同15%増の12億500万ドル(1株当たり1.33ドル)と、同社が前期に発表した見通し(売上高は76億〜80億ドル、1株当たり純利益を0.9〜1.0ドル)を上回った。同社第2四半期としては過去最高の売上高、純利益となった。
粗利率は36.4%と前年同期の32.9%を上回った。
iPhoneの販売台数は379万台と、前年同期比で123%増を記録した。iPodは3%増の1101万台、Macは3%減の222万台だった。
ピーター・オッペンハイマーCFO(最高財務責任者)は、「当社史上最高の第2四半期決算を発表できて非常に嬉しい。290億ドルの現金を保有するAppleの経営状況は非常に健全だ」とコメントした。
4〜6月期の見通しについては、売上高を約72億〜79億ドル、1株当たり純利益を95セント〜1ドル程度とみている。
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