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ソフォス、情報漏えい対策を追加した統合セキュリティソフトを発売:従来の半額以下に
ソフォスは、データ暗号化機能を新たに搭載したクライアント向け統合セキュリティ対策ソフトの最新版を発売する。
セキュリティ企業のソフォスは、クライアント向け統合セキュリティ対策ソフトウェアの最新版「Sophos Endpoint Security and Data Protection」を5月11日に発売する。
新製品は、ウイルス/スパイウェア対策やクライアントファイアウォール、リムーバブルディスクや未承認ソフトウェアの利用制限と管理、検疫ネットワークなどの機能のほか、データ暗号化機能を新たに搭載する。英Sophosが2008年に買収したUtimaco Safewareの暗号化技術を統合した。
これにより、HDD全体やリムーバブルメディア、電子メールの添付ファイルを透過的に暗号化できる。自己解凍ファイル形式でデータの受け渡しが可能なため、受け手側は復号用ツールを使用しなくても、保護されたデータを利用できるという。
WindowsとMac、Linux、UNIXの各プラットフォームに対応し、各クライアントのセキュリティ対策状況を集中管理できる。価格は100ユーザーの場合、1ユーザーあたり年間6240円(税別)。価格は従来の半額以下になるという(Sophosの旧製品と旧Utimacoの製品と足し合わせた場合)。
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SophosはUtimacoの全発行済み株式の取得を目指し、既に最大株主であるInvestcorp Technology Partnersから24.99%を取得する契約を取り付けた。
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