ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)と京浜急行バスは5月19日、京急リムジンバスの全車両182台に、無線LAN(WiFi)サービス「Wi2 300」を導入し、6月1日からサービスを開始すると発表した。
バス内に携帯電話向け3Gネットワークと無線LANを仲介する専用のルーターを設置することで、無線LANに対応するPCやモバイル端末を使い、京急バス車内でインターネットに接続できるようになる。7月31日まではメールアドレスを登録するとサービスを無償で使える。有料サービスは8月1日から開始する予定。
今後はバス用のポータルサービスを導入する予定。位置情報と連動したコンテンツや情報を提供し、到着地の案内や広告などを無線LAN対応端末に配信していく見通しだ。
関連記事
- Next Wave:エアポートリムジンバスの挑戦――収益確保以上の効果を
先日、エアポートリムジンバスを運行する東京空港交通は旅行・航空業界向けITソリューションプロバイダのアマデウス・ジャパンとの提携を発表した。これにより世界10万社の旅行会社で乗車券の予約、販売が行われる。そして今回の提携の背景には、近々実現する羽田空港の輸送力増強と成田新高速鉄道の開通があった。 - どこでもインターネット:Wi2、企業向けデータ通信とリムジンバスの無線LANサービスを開始
ワイヤ・アンド・ワイヤレスは、4月から企業向けのデータ通信サービスとリムジンバスで利用可能な無線LANサービスを始める。 - 空港への移動中にもインターネット:移動時間でもメールチェック――リムジンバス内に無線LAN環境
東京空港交通が運行しているリムジンバス内で、インターネットが無料で使えるトライアルが始まった。Wi-Fiの無線LAN環境をバス内に構築する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.