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YouTube、市民ジャーナリスト向けハウツーサイトを新設:プロがインタビューのコツを伝授
携帯で録画したビデオ投稿などがニュースメディアとして重要になってきたことを背景に、YouTubeが取材やインタビューのノウハウを紹介する「Reporters' Center」を開設した。
米Google傘下のYouTubeは6月29日、ニュースビデオ作成のノウハウを一般ユーザーに紹介するサイト「YouTube Reporters' Center」を開設したと発表した。CBS News、Washington Post、New York Timesなどのプロのジャーナリストがインタビューのコツやリポートの作成方法をビデオで伝授する。
YouTubeには一般ユーザーがいわゆる市民ジャーナリストとして多数のニュースビデオを投稿しており、最近では大統領選挙をめぐる混乱でメディアが締め出されたイランでの市民によるビデオの投稿が世論の形成に大きな役割を果たした。YouTubeはこうした市民ジャーナリストによるビデオニュース発表の場となっているが、同時に多数のメディア企業もYouTubeのパートナーとしてビデオを投稿している。YouTubeはこうした市民ジャーナリストとプロのメディアとのコラボレーションがメディアの新しい形を作り出すと考え、Reporters' Centerを立ち上げたという。
Reporters' Centerは自分のノウハウを共有したい市民ジャーナリストからのビデオ投稿も受け付ける。
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