マイクロソフトは7月16日、Webブラウザ用メディア再生プラグイン「Silverlight 3」の開発ツールの提供を開始した。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
提供を開始したのは、Visual Studio 2008 SP1向けのアドオン「Microsoft Visual Studio 2008 Service Pack 1 用 Silverlight 3 Tools 日本語版」および開発ツールキット「Silverlight 3 ソフトウェア開発キット日本語版」。
Silverlightは、Webブラウザ上で豊富な表現ができ、操作性の高いWebアプリケーションであるリッチインターネットアプリケーション(RIA)を再現できるWebアプリケーションの実行環境。最新版のSilverlight 3では、H.264、AAC、MPEG-4などのフォーマットに対応するなど、メディア配信機能が強化されている。
Silverlight 3に対応したWebアプリケーションのユーザーインタフェースを設計するデザインツール「Microsoft Expression 3 日本語版」は、2009年秋に提供を開始する予定という。
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リッチインターネットアプリケーション(RIA)の認知度は約3割程度に。Webアプリケーションの技術でも、RIAを駆使したAIRやSilverlightは、JavaやFlashに比べて認知度が低かった。
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