米AMDが7月21日発表した第2四半期(4〜6月期)決算は、売上高は前年同期比13%減の11億8400万ドルで、純損失は3億3000万ドル(1株当たり49セント)と前年同期の11億8900万ドルからは縮小した。
粗利率は37%で、前年同期の38%、前期の43%から下降した。
ダーク・マイヤーCEOは「Six-Core AMD Opteronを前倒しで提供するなど製品ロードマップを順調に実行しており、コスト削減にも努めているが、残念な粗利益になってしまった。下期に予定している新プラットフォーム、プロセッサ、グラフィックス製品で利益を上げる」とコメントした。
第3四半期の見通しについては、現在のマクロ経済の状況や季節的変動を考慮し、売上高は微増するとしている。
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