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富士通SSL、メール送信の前に警告する誤送信対策ソフトを発売
富士通SSLは、社内ポリシーや利用履歴に基づいてユーザーに注意喚起するメール誤送信対策ソフトSHieldMailCheckerを発売する。
富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは9月3日、富士通グループで導入している電子メールの誤送信対策ソフト「SHieldMailChecker」を9月14日に発売すると発表した。同製品は富士通研究所が開発した技術を製品化したもの。
SHieldMailCheckerは、メールソフトから送信する際にユーザーに警告画面を表示し、あて先に間違いがないかといった確認を促す。組織のセキュリティポリシーに基づいて送信メールをチェックして、あて先の誤りやルール違反を警告する。
また、ユーザーの送信履歴からホワイトリストを作成し、送信先に応じて警告の内容を変化させることも可能。直近で正しく送信されたあて先の場合は警告を出さず、一定期間ぶりに送信するあて先の場合は警告するといった運用ができる。
富士通グループでは、約10万台のクライアントを対象にSHieldMailCheckerの導入を進めており、8月末までに100社以上の7万クライアントで導入を完了した。既存のメール環境を変更することなく導入できる点が評価されたとしている。
100ライセンス分から購入でき、価格は「100ライセンスパック」が30万円(税別)、年間保守費が4万5000円(同)、20ライセンスの追加パックが6万円(同)など。今後2年間で6億円の売上げを見込む。
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