米Hewlett-Packard(HP)は9月23日、傘下のITサービス企業EDSの名称を「HP Enterprise Services」に変更すると発表した。EDSのHPとの統合をより強化し、HPにおけるビジネス向け技術サービス業務の拡大に重点を置くためという。
HPは現在、企業向け、個人向け、プリンタ関連の3つの事業グループで構成されているが、企業向け部門である「Technology Solutions Group」の名称をHP Enterprise Servicesとし、EDSを同部門に統合する。
HPは2008年5月に139億ドルでEDSを買収した。EDSとTechnology Solutions Groupによる第3四半期(5〜7月期)の売り上げは、HP全体の売り上げの47%を占めたという。
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