NTTデータは10月1日、グループ会社のNTTデータシステムズのオラクル関連事業をNTTデータ先端技術に統合すると発表した。
NTTデータシステムズはNTTデータグループのオラクル製品の主要調達先として、首都圏を中心にライセンス販売と保守サービスを提供してきた。一方、NTTデータ先端技術では基盤技術を中心とした大規模なシステムのライセンス販売と設計・構築サービスを提供している。
この事業統合はグループ事業の規模拡大とサービス提供能力の強化が目的で、これにより、NTTデータ先端技術が主要調達先となり、ソリューションの設計から構築、運用支援、保守までの一貫したサービスを提供する体制を構築するという。
具体的にはデータベースおよびデータウェアハウス、ビジネスインテリジェンス、SOA(サービス志向アーキテクチャ)、中小規模データベースにおける設計と構築・試験、運用支援、サポートの各サービスをNTTデータ先端技術が提供する。
関連記事
- NTTデータ、NGNを利用した認証連携技術を開発
NTTデータは、NTT東西が提供するNGNの回線情報を利用した認証連携技術を開発した。 - 08年度国内ITサービス、富士通やNTTデータが売上高でプラス成長
2008年度における国内ITサービスで売上高1000億円を超えるベンダーは12社。前年比プラス成長は富士通やNTTデータなど5社にとどまった。 - NTTデータと日本オラクル、HP Oracle Exadata Storage Server活用のDWHサービス
NTTデータ、NTTデータ先端技術、日本オラクルは、ストレージ製品「HP Oracle Exadata Storage Server」の機能や性能を検証し、DWHやBIシステムを構築するサービスとして展開する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.