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改ざんサイトの55%は1週間以内に対応、G Data調べ
G Dataの調査によれば、JS-Redir(別名GENO)ウイルスなどによって改ざんされたWebサイトの55%は1週間以内に対応したが、未対応も5%あった。
G Data Softwareは10月15日、JS-Redir(別名GENO、GUMBLAR)ウイルスなどによって改ざん攻撃を受けたWebサイトの対応状況について調査結果を発表した。不十分なセキュリティ管理体制が被害につながったと分析している。
それによると、改ざん攻撃を受けたWebサイト管理者の55%は1週間以内に対応していた。1〜2週間と3〜4週間で対応したケースがそれぞれ20%、5%は未対応のままだった。
改ざん攻撃に関与するウイルスは終息傾向にあるが、改ざんされたサイトは新たなマルウェア配布手段にも悪用され、対象サイトは被害者であると同時に加害者にもなっていると同社。被害に遭う原因には、主に容易に推測できるパスワードの利用やWebサーバなどのセキュリティホールの放置、ユーザーエントリの不十分なフィルタリングなどがあるという。
同社ではセキュリティアップデートの迅速な適用や、サーバーへのウイルス対策ソフトの導入、定期的なウイルススキャン、強度の高いパスワードの利用といった対策を管理者向けに紹介。ユーザー向けにはWebブラウザとプラグインを最新の状態にすることや、Webセキュリティ製品の利用を勧めている。
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