日本アバイアは10月30日、同社の仮想化プラットフォーム「Avaya Aura System Platform」で動作する中堅企業向けのIP通話システム「Avaya Aura for Midsize Enterprises」を発表した。11月24日から出荷する。
Avaya Aura System Platformは、1台の物理サーバ上で複数のIP通話システムを運用するためのプラットフォームとして3月に発表された。物理サーバの台数やコストを削減できるという。
新製品はAvaya Aura System Platformに対応した初の製品で、複数システムの導入や運用に伴うコストや人的リソースに制約がある中堅企業での課題に対処した。音声やビデオ、留守番電話、SIPなどの機能を搭載するほか、Avaya Aura System Platform向けの管理やメンテナンスなどのサービスアプリケーション、DHCPサーバ、HTTPサーバなどの機能も提供する。
参考価格は、1ユーザーライセンスが205ドルから、サーバライセンスが8500ドルとなっている。
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