日立ソフトウェアエンジニアリングは11月27日、Rubyを活用したシステム開発を手掛ける専門組織「Rubyセンタ」を12月1日に設立すると発表した。中小規模のシステム開発を中心に扱い、全社のRuby関連の案件を扱う窓口にする。
Rubyセンタの設置により、Rubyを活用したシステム開発を一本化させる。Ruby認定技術者を中心に約100人のエンジニアをそろえる。業種別の各事業部門と共同でRubyを使った新規システムを開発するほか、運用保守、教育、コンサルティングサービスも提供する。
同組織の設立に合わせて、日立ソフトの松江事務所内に「Rubyラボ」を設置。地元のIT企業やRuby関連の団体と連携していく。
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