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日本HPとNRI、OpenIDベースの認証連携ソリューションを提供
日本HPと野村総研は、HPのシングルサインオン製品「HP IceWall SSO」と野村総研のID管理製品を連携させ、OpenID技術を利用した認証基盤を提供する。
日本HPと野村総合研究所(NRI)は12月2日、OpenIDベースの「ID連携ソリューション」を提供すると発表した。SaaS(サービスとしてのソフトウェア)や企業間取引などにおける利便性の高い認証基盤の実現を目指すという。
ソリューションは、HPのシングルサインオン製品「HP IceWall SSO」と、OpenIDをベースにしたNRIの商用ID管理製品「Uni-IDNRI」を組み合わせた。OpenIDは、サービス提供同士の事前の取り決めが不要なため、特にコンシューマー向けサービスを中心に普及している。ソリューションの導入でSaaSやASP事業者とサービス利用企業間、グループ企業間でも、容易に認証連携が可能になるという。
日本HPは、既にHP IceWall SSOを導入している企業でもUni-IDNRIと連携可能としており、これまでの投資を活用しながら円滑にID連携の環境を構築できると説明している。
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