ニュース
パナソニック、新会社発足でグローバル展開を強化
パナソニックは海外市場での企業向けシステムの利益拡大を狙い、新会社のパナソニック システムネットワークスを1月1日付で発足したと発表した。
パナソニックは1月5日、企業向けシステムの利益拡大を狙い、新会社のパナソニック システムネットワークスを1月1日付で発足したと発表した。IPネットワークを軸とした事業を、新興国などを中心としたグローバル市場に展開していく。
パナソニック システムネットワークスは、パナソニックから分社したシステムソリューションズと連結子会社のパナソニック コミュニケーションズを再編、統合した企業。2社の強みである映像系、通信系を組み合わせ、音声や映像、データなどをIPネットワークで統合し、サービスとして提供する。
具体的には、防犯カメラなどの「セキュリティ分野」、映像や情報の配信サービスを手掛ける「ブロードメディア分野」など6つの事業体制を整備する。業務用AV機器やPBX、IP関連機器などを中心とした事業を手掛けていく。
関連記事
- 国産ICTは極めてハイレベルだ
2010年は国内企業の海外展開が一層進むとみられる。海外進出の基盤となるのがICTだ。MM総研の中島洋代表取締役所長は、国産ICTのレベルの高さは世界でも類を見ないものであり、海外戦略においても通用すると力を込める。 - 大前研一の辛口ニッポン応援談(前編)
大前研一氏に強い日本企業をつくる上でのヒントを聞く。中国など新興発展諸国の登場でグローバル展開が新たな局面を迎える中、日本企業は大いなる覚悟で進む必要がありそうだ。アンビション(野心、大志)の欠落が危険だと大前氏は指摘する。 - 大前研一の辛口ニッポン応援談(後編)
日本の教育を改革する際の方法は2つ。「スーパースパルタ」の韓国方式と徹底的に考える力を養う北欧方式だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.