米Googleは1月11日、携帯電話プラットフォーム「Android」用ソフトウェア開発キット(SDK)の新版「Android 2.1 SDK」をリリースした。Android開発者はSDK Managerでアップデートできる。またWindows版、Mac OS X版、Linux版をAndroid開発者向けサイトからダウンロードできる。
GoogleはSDKの公開前の5日に、同プラットフォーム搭載の自社ブランドスマートフォン「Nexus One」を発売している。
2009年10月にリリースしたAndroid 2.0(コードネーム:Eclair)からのマイナーアップデートに当たり、幾つかのバグ修正とAPIの変更が加えられた。フレームワークAPIのAPI Levelは7に更新され、タップなどに反応して変化する壁紙「Live Wallpaper」の構築が可能になったほか、WebKitではWebストレージ、ジオロケーションに対応し、アプリケーションのキャッシュやズーミング機能を設定する方法が新しくなった。
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