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社外でのPC活用、6割超が「生産性が50%以上向上」と回答
IDC Japanによると、ノートPCを社外で利用するユーザーの6割が「生産性が50%以上向上した」と回答。PCの社外利用が業務効率の向上に寄与することが分かった。
IDC Japanは3月10日、ノートPCやスマートフォンの企業活用を調査し、結果を発表した。社外でノートPCを使うことで生産性が向上したという回答が6割を超え、業務効率の向上につながることが明らかになった。
自席から離れて仕事をする場合にノートPCやスマートフォンなどを使うことで、会社と同じ環境で仕事ができるかを調査した。社外のノートPC利用で「生産性が50%以上向上した」という回答が全体の6割を超えた。一方で社外でノートPCを使っているのは回答者全体の約2割にとどまり、約8割がノートPCを持ち歩いていないことも明らかになった。
携帯端末のスマートフォンに対する機能の要望も聞いたところ、1位は「通信速度」。2位以下は「計量」「キーボード入力」「紛失時の機能停止」「メールの送信」が続いた。ノートPCのデータを共有できるのがスマートフォンの持ち味だが、利用者は情報共有よりも快適な動作性を求めているという結果が得られた。
ノートPCやスマートフォンの社外利用の課題として、セキュリティ対策が挙がる。IDCJapanのPC、携帯端末&クライアントソリューション グループマネジャー 片山雅弘氏は「欧米ではPCの持ち歩きや家庭での利用は当たり前になっている。経営者は、持ち出しPCに必要なセキュリティを見直す必要がある」とコメントを寄せている。
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