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IBMとSimmtronics、Lotus Symphony搭載の190ドルNetbook発表
IBMとPCメーカーのSimmtronicsが、企業向けデスクトップスイート「IBM Client for Smart Work」を搭載した安価なNetbookをクラウドコンピューティングのクライアントとして新興国向けに提供する。
米IBMは3月25日、英CanonicalおよびインドのSimmtronics Semiconductorsとともに、クラウド利用向けのNetbook「Simmbook」を新興国向けに190ドルで発売すると発表した。
Simmbookは、Intel Atom N270搭載でメモリ1Gバイト、HDDは160GバイトのNetbookで、IEEE 802.11 b/gをサポートする。英CanonicalのLinuxディストリビューション「Ubuntu」をベースとした企業向けデスクトップスイート「IBM Client for Smart Work」がプリインストールされており、IBMのクラウドサービスLotusLiveに接続できる。
IBMは、同製品はWindows搭載の同レベルのPCの半額程度で、使いやすく、安全なモバイルコンピューティング環境を提供できるとしている。
まずは南アフリカで発売し、インド、タイ、ベトナムでも販売する計画だ。
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