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Google、「Google Apps」の利用可能サービスを大幅拡大へ
Googleのオンラインオフィススイートで、Blogger、Picasa、AdWordsなど、ほぼすべてのGoogleサービスを利用できるようになる。
米Googleは5月6日(現地時間)、オフィススイート「Google Apps」で利用できるGoogleサービスを今秋に拡大すると発表した。BloggerやPicasa Web Albumsなどを、Appsと同じアカウントのまま利用できるようになる。
現在、Google Appsのアカウントで利用できるのは、Gmail、Google Calendar、Docsなどに限られている。Googleは、企業や教育機関ユーザーからほかのサービスにもアクセスできるようにしてほしいというリクエストが多数寄せられたことを受け、ほとんどすべてのGoogleサービスにAppsアカウントでアクセスできるようにすることにしたという。
企業ユーザーは、Bloggerで企業ブログを立ち上げたり、製品画像をPicasaで公開したり、AdWordsで広告を出したりできるようになる。Google Appsの管理者は、ユーザーに許可するサービスをコントロールパネルで管理する。この秋にはスタンダード、プレミア、エデュケーション版のすべてのユーザーのアカウントを新サービスに対応できるよう移行する計画だが、タイミングを調整したい企業ユーザーに対しては、夏中に任意で切り替えられるようにする見込みだ。
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