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Microsoft OfficeのWeb版「Office Web Apps」公開
ブラウザ上でOffice文書を編集できる「Office Web Apps」が公開された。文書をほかのユーザーとリアルタイムで共同編集することもできる。
Microsoftは6月7日、Web版Office「Office Web Apps」を米国など一部地域で公開した。
Office Web AppsはWeb上でWord、PowerPoint、Excel、OneNote文書を編集したり、共有できるサービス。現時点では米国、英国、カナダ、アイルランドのユーザー向けに提供されており、今後ほかの地域にも拡大の予定だ。
Office Web AppsはOffice.live.comからアクセスでき、Office文書をアップロードしたり、文書を新規に作成することができる。文書はブラウザ上で編集でき、ほかのユーザーとリアルタイムで共同編集することも可能だ。スマートフォンからの文書閲覧にも対応する。
Office Web Appsは、最新版オフィススイート「Office 2010」と併用するとオフライン編集などの機能を利用できる。Office 2010は来週一般向けに発売される。
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