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Opera 10.60 βリリース WebMに対応し、さらに高速に

「世界最速」をうたった前バージョンより、さらに50%高速化したという最新β版は、Googleが推進するオープンなビデオフォーマットWebMに対応し、位置情報機能などを搭載した。

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 ノルウェーのOpera Softwareは6月16日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザの次期版「Opera 10.60」をβリリースしたと発表した。Windows、Mac、Linux版をOperaのβ版ページから無料でダウンロードできる。正式版のリリースはこの夏を予定している。

 JavaScriptエンジンの性能強化により、現行版(バージョン10.53)より50%以上高速化したという。新機能としては、米Googleが中心となって推進するHTML5対応のオープンなビデオフォーマット「WebM」に対応し、位置情報通知機能を備え、HTML5のAppCache(Webアプリのオフライン利用を可能にする)とWeb Workers(マルチスレッド処理を可能にする)に対応した。そのほか、検索機能にオートサジェストが追加され、タブやメニューボタンなどのユーザーインタフェースにも改良が加えられた。

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ワイドスクリーン対応になったSpeed Dial(左)と改善されたタブプレビュー表示

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