Microsoft、Windows Phone 7向けクラウドサービス「Windows Phone Live」を発表
25Gバイトの無料SkyDriveが利用でき、紛失した端末を探したり、リモートで初期化するサービスも無料で使える。
米Microsoftは7月13日(現地時間)、次期スマートフォンプラットフォーム「Windows Phone 7」搭載端末向けのクラウドサービス「Windows Phone Live」を発表した。今冬のホリデーシーズンに予定されているWindows Phone 7端末の発売と同時に提供を開始する予定という。
同サービスでは「SkyDrive」で25Gバイトの無料オンラインストレージを利用でき、端末で撮影した写真を同期して「Windows Live Photo Gallery」で公開したり、Windows Liveの予定表や連絡先を端末から閲覧したり、OneNoteのファイルを閲覧できる。また、紛失したり盗まれた端末の所在を地図上に表示したり、端末をリモートでロックあるいは初期化するサービス「Find My Phone」も無料で利用できる。Windows Mobile 6.5向けのクラウドサービス「My Phone」では、同等の機能が有料のオプションになっている。なお、こうした機能は米AppleのMobileMeや米GoogleのGoogle Appsには標準で備わっている。
Windows Phone 7端末はホリデーシーズンに、HTC、LG Electronics、Dellをはじめとする複数のメーカーから発売される予定だ。まずは英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語の5カ国語に対応し、アプリストアの「Windows Phone Marketplace」は17カ国(日本は含まれない)で同端末に対応する。今回の発表からみると、日本でのこの年末の発売は予定されていないようだ。
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