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EMC、低価格NASを販売開始――B2Dターゲット、仮想化環境のデータストア向け
EMCはIomegaブランドのNAS製品を販売開始する。提供はダイワボウ情報システムから。
EMCジャパンは7月20日、エントリークラスのNAS製品「Iomega StorCenter ix12-300r」の販売を開始すると発表した。同製品は、販売パートナーであるダイワボウ情報システムを通じて、同日より提供される。
同製品は、2Uサイズの19インチラックマウント筺体に、最大12基のHDDを実装できる。1テラバイトのHDDを搭載した最小構成モデルが市場想定価格59万8000円(税別)となり、必要に応じて最大24テラバイトまで容量を拡張できる。NAS用OS「EMC Lifeline」が用意されており、「簡単なオペレーションで設定運用できる」(EMC)という。
メインの用途はファイルサーバ。あるいは、テープに代わるBackup to Disk(B2D)のターゲットに適する。VMware vSphere、Microsoft Hyper-V、Citrix XenServerの認証を得ており、サーバ仮想化環境のデータストアとしても利用できる。
Iomega StorCenter ix12-300rの仕様や価格はこちら。
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