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Google、JavaOneへの不参加を表明 Oracleとの訴訟の影響で

OracleとJava特許侵害で係争中のGoogleが、Oracle主催のJavaOneへの不参加を発表した。

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 米Googleは8月26日(現地時間)、米Oracleが9月19日〜23日にサンフランシスコで開催するJava開発者向けカンファレンス「JavaOne 2010」に参加しないと発表した。Oracleが同社をJava関連の特許および著作権侵害で提訴したため、「Javaとオープンソースの未来に関するわれわれのアイデアを自由に共有できなくなってしまった」としている。

 Oracleは12日、GoogleがJavaに関連する7件の特許および著作権を侵害しているとしてGoogleを提訴した。Googleはこの訴訟を「事実無根」であると反論し、オープンソース標準を「断固として防衛」するとともに自社のAndroid OSを守ると言明している。

 JavaOneは、米Sun Microsystemsが1996年から開催しているJava開発に関する大規模な年次カンファレンス。OracleがSunを買収したため今年からOracleが主催し、「Oracle OpenWorld 2010」「Oracle Develop 2010」と同時に開催する。

 GoogleでチーフJavaアーキテクトを務めるジョシュア・ブロック氏は公式ブログで「JavaOneに参加できないのは非常に残念だ。Googleは2004年からJavaOneに毎回参加してきたし、わたし個人は初回を除いたすべての回で講演を行った」と語った。ブロック氏は「Effective Java Programming Language Guide」などの著書を持つJava技術者で、2004年にSunからGoogleに移った。

 ブロック氏は「すぐに別のカンファレンスに参加することを楽しみにしている。われわれはオープンソースのJavaコミュニティーの一員であることを誇りに思っており、コミュニティーに貢献する新たな方法を見出そうとしている」と書いている。

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