Microsoft、「Windows Live Essentials 2011」をリリース
Windows Live Messengerやフォトギャラリー、Live Meshなどの無料サービスをパッケージにしたサービススイート「Windows Live Essentials 2011」がWindows Vista SP2以上のユーザー向けに公開された。
米Microsoftは9月30日(現地時間)、オンラインサービススイートの最新版「Windows Live Essentials 2011」を公開したと発表した。日本語を含む48カ国語版がWindows Liveのページからダウンロードできる。対応するOSはWindows 7、Windows Vista SP2、Windows Server 2008 SP2、Windows Server 2008 R2で、Windows XPにはインストールできない(旧版がダウンロード可能)。
Windows Live Essentials 2011は、Messenger、フォトギャラリー、ムービーメーカー、メール、ブログツールのWriter、ファミリーセーフティ、Windows Live Mesh、Messenger Companion、Bingバー、Outlook Connector Pack、Microsoft Sliverlightで構成されている。
正式版では、6月に公開したβ版に対するフィードバックに基づいて、バグの95%を解決したほか、幾つかの新機能を追加したという。例えばフォトギャラリーでは、フィルターをかける前にマウスを置くだけで効果をプレビューできるようになり、Bing Mapsとの統合でギャラリー内の写真を撮影した場所のロケーションタグを追加できる。Messengerの起動やアニメーション表示が速くなり、ビデオチャットでGPUを利用することでCPU負荷が従来より30%減ったという。
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