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LinkedIn、ビジネス特化のソーシャルニュースサービス「LinkedIn Today」スタート
IPO申請中のLinkedInが、ユーザーデータに基づいてアグリゲートしたトップニュースを提供するソーシャルニュースサービスを開始した。
ビジネス目的のソーシャルサービスを手掛ける米LinkedInは3月9日(現地時間)、ユーザーのアカウント情報に基づいて選択した注目ニュースを提供するソーシャルニュースサービス「LinkedIn Today」を発表した。同サービスはLinkedInのiPhoneアプリ版でも利用できる。
LinkedInのユーザーは、自分の職歴や関心のある業界、企業、企業幹部などの人物をプロフィールに登録し、ビジネスに特化したネットワークを形成している。LinkedIn Todayはこうしたユーザーの情報に基づいてWeb上のニュースからアグリゲートしたニュースを各ユーザー向けにカスタマイズして提供する。同社は「ユーザーは自分のコネクションや同僚を信頼しているのだから、それらの人々が関心を持った情報はユーザー自身も関心を持つべきだといえる」と説明する。
ニュースは、ユーザーのコネクション、業界ネットワーク、Web全体の3段階に分けて表示されるので、目的に応じてチェックできる。各ニュースをどんな業界の誰が共有したか、どんなコメントを残したかを見ることもできる。
9000万人の会員を擁する(2010年12月31日現在)LinkedInは、1月にIPOを申請している。
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