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被災地で見つかった家財をクラウドに登録、検索可能に 富士ソフト
富士ソフトは、東日本大震災の被災地で見つかった家財道具などを登録・管理するシステムを被災地の自治体へ無償提供する。
富士ソフトは6月21日、東日本大震災の被災地で見つかった家財道具などを登録・管理する「被災地発見物登録・管理システム」を、被災地の自治体に無償提供すると発表した。サービス提供期間は6月22日〜12月31日。
発見物の情報をネットワーク経由で登録、検索できるシステム。被災者は自治体のWebサイト経由で利用でき、自治体が登録・管理している発見物の情報を検索できる。
同システムは、米salesforce.comのクラウド基盤プラットフォーム「Force.com」を活用し、富士ソフトが開発した。
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