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富士通 「専門技術者がいなくても導入・運用できる」中小向けDBを発売
富士通の中小向けDB「Symfoware Server Lite Edition V10」は管理を自動化する「スマート・テクノロジー」を備え7月末に出荷予定。
富士通は7月5日、同社のデータベースソフトウェア「Symfoware Server」の中小規模向け製品「Symfoware Server Lite Edition V10」を発表した。同日より販売を開始する。
本製品は、主に1WAYサーバでの利用を想定した、手軽なデータベースと位置付けられており「専門技術者がいなくても簡単操作で導入、運用ができる」(富士通)ことが特徴だという。具体的には、データベースのセットアップやリカバリを自動で最適化したり、システムに合わせ、データの保全や性能を考慮した環境を自動的にセットアップしたりする機能を備える。障害が発生した場合も、ユーザー自身が根本原因を特定する必要はなく、異常個所を自動で特定し、ワンタッチで復旧できるという。これにより、ヒューマンエラーも減らせるという。富士通はこれらの機能を「スマート・テクノロジー」と総称している。
価格はプロセッサライセンスが60万円、クライアントライセンスが1万8000円(いずれも税別)。7月末の出荷を予定している。
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