富士通と富士通マーケティング(FJM)は7月12日、経営会計ソリューションの新製品「GLOVIA SUMMIT GM」を発表した。今年10月末から販売を開始する。
新製品は、多拠点に点在するグループ企業全体の財務会計や予算実績管理、将来予測などを可視化するほか、ビジネス環境の変化に応じて定期的に予算を見直すローリングフォーキャストモデルを備える。加えて、GLOVIA独自のインメモリアーキテクチャによりデータの高速処理を実現し、月間1億件の明細情報を一元管理する。
IFRS(国際会計基準)にも対応。既存の業務システムのデータを基に、仕訳生成エンジン機能により日本基準とIFRSの仕訳を同時に自動生成し、業務負荷やシステムへの影響を抑え、日本の税制や商習慣を踏まえた対応を実現する。
価格は、1ユーザー当たり40万円から。2年間で700サイトへの販売を目指す。
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