富士通とキヤノンは8月3日、クラウド事業で協業すると発表した。キヤノンは富士通の協力でドキュメントサービス「Canon Business Imaging Online 帳票・印刷サービス」を8月下旬から国内向けに開始し、海外向けも年内から順次展開する。
今回の協業で、キヤノンは富士通のクラウド基盤「FGCP/S5」を活用し、キヤノンのクラウドサービス基盤「Canon Business Imaging Online」での品質と堅牢性の向上を図るという。
また、富士通は「Canon Business Imaging Online 帳票・印刷サービス」を国内および北米市場で販売を行う。今後、2社ではクラウドサービス連携商材の共同での企画、開発、展開についても検討していくという。
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