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NEC、クラウド型の電子チケットシステムを発売 e+が先行採用
電子チケットの配信から入場時の本人認証までをクラウドサービスとして提供する「Qkeysチケット」をNECが発売。e+が先行採用し、Mr.Childrenのツアーに活用している。
NECはこのほど、電子チケットの発行・認証システム「Qkeysチケット」を発売した。チケットの発行、利用時の本人認証、入場実績管理など一連のシステムを、クラウドサービスとして提供する。
セキュリティ機能搭載QRコード(SQRC)を用いた電子チケットを、モバイル端末などに配信するシステム。企業はイベント当日、入場端末の専用リーダで入場者の電子チケットを読み取ることで、「瞬時に入場の可否を判別できる」という。
同社によると、従来の電子チケットシステムでは本人認証に必要な一部の個人情報をチケット内部に保存できず、認証のたびにサーバにアクセスしてデータを補完する必要があったという。QkeysチケットではSQRCの活用により、本人認証のために必要な情報を全て電子チケット内に保存できるようにした。
同社はQkeysチケットを「興行界のみならずさまざまな業界・業種における電子チケット/入場証として積極的に提案し、今後3年間で100社の導入を目指す」としている。
チケット販売大手のエンタテインメントプラス(e+)が同システムを先行採用し、「Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE ―in the field―」(8月20日〜9月19日)に活用している。
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