ニュース
iPadから職場のWindows PCをリモート操作――大塚商会が新サービス
大塚商会のPC遠隔操作ソリューションがiPadに対応。ユーザーはiPadから職場などのWindows PCを起動し、遠隔操作できるようになるという。
大塚商会は11月9日、モバイルアクセスソリューション「オフィストンネリングキット」を12月初旬からiPadに対応させると発表した。ユーザーは同ソリューションで提供されるデジタル証明書をiPadに導入すれば、iPadから職場のWindows PCを起動し、遠隔操作できるようになるという。
オフィストンネリングキットは、米IntelのクライアントPC管理技術「インテル vPro テクノロジー」を搭載したWindows PCと、専用のUSB認証キーの組み合わせで、PCの遠隔操作を可能にする製品。ユーザーは任意のPCにUSB認証キーを挿入するだけで、職場のPCと同じ環境で作業できるという。
今回のアップデートにより、USB認証キーに入っているものと同じデジタル証明書をiPadに導入することで、iPadからもPCにリモートアクセスできるようにした。認証基盤としてID・パスワードによるログイン認証のほか、PKI認証(電子証明書と暗号化による身元証明)を実装しており、なりすましなどによる不正アクセスを排除した安全なリモートアクセスができるとしている。
初代iPadおよびiPad 2で利用できる。対応OSはiOS 4.3で、iOS 5には未対応。
関連記事
- 大塚商会、Windows Phone利用の企業向け支援策を発表
第一弾としてOffice 365をWindows Phoneで利用することで業務効率化を支援する施策を提供する。 - 大塚商会、「たよれーる Office 365」を提供開始
大塚商会はOffice 365に自社のサポートを組み合わせたサービスを提供開始する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.