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エイケア、メール配信システムをスマホに対応 端末判別で“送り分け”実現

従来は配信先の端末タイプに合わせてメールを送り分けることが難しかったが、ユーザーエージェントに基づき端末タイプを自動判別できるようにした。

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 エイケア・システムズは2月7日、ASP型のメール配信システム「MailPublisher」を2月28日にアップデートすると発表した。新たに配信先端末の自動判別機能を搭載し、「全ての受信者に最適なメール配信を可能にする」としている。

 同社によれば、従来のメール配信システムは、メール内のリンク先サイトがスマートフォン非対応サイトの場合にスマートフォンで正しく表示されなかったり、端末によってはHTMLメールやデコレーションメールなどが正しく表示されないなどの問題があったという。さらに、メールアドレスだけでは端末タイプを判別できないため、配信先によってメールを送り分けることも難しかったという。

 そこで同社は今回、メルマガ会員登録ページやメール内のリンク先サイトにアクセスした端末のユーザーエージェントを取得し、(1)携帯電話、(2)スマートフォン(HTMLメール対応型)、(3)スマートフォン(デコレーションメール対応型)、(4)PC――の4タイプに自動で振り分けるようにした。これにより、ユーザーは次回以降のメール配信時、端末タイプに合わせてメール内容を選択できるようになるという。

 また、企業が配信先のユーザーエージェントリストをもともと持っている場合は、配信先リストをMailPublisherにアップロードすることも可能だ。

 これに合わせ、新たにスマートフォン向けメールのプレビュー機能も搭載。ユーザーがHTMLメールやデコレーションメールをスマートフォンに配信する際、事前にスマートフォンでの見え方を確認し、レイアウトなどを調整できるようにした。

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