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YouTube、オーディオ編集機能を強化 BGMの追加が可能に
これまでは動画にBGMを付けるにはオリジナル音声と完全に入れ替えるしかなかったが、ミキサー機能でオリジナル音声を残したままBGMを追加できるようになった。
米Google傘下のYouTubeは4月19日(現地時間)、投稿する動画のオーディオ編集機能を強化したと発表した。「動画加工ツール」の「音声」タブのユーザーインタフェースが改善され、動画のオリジナル音声にBGM用の曲をミキシングできるようになった。
音声タブを開くと、動画のサウンドトラックとして使える楽曲の候補が表示される。YouTubeは、ユーザーのリクエストに応えてこの「オーディオ入れ替えライブラリ」の楽曲数を増やしているという。現在は15万曲以上を用意している。
ライブラリの右上のプルダウンメニューでサウンドトラック用の楽曲をジャンルで絞り込むことができる。動画の雰囲気に合った曲を探しやすくなった。また、プレビュー画面の下にある検索枠で、動画の長さに合った曲を検索することも可能だ。
また、従来はBGMを付けるには「AudioSwap(日本では「オーディオ入れ替え」)」機能でオリジナル音声と入れ替えるしかなかったが、新たに追加されたミキサー機能でオリジナル音声に曲を重ねられるようになった。ミキサーのコントローラーで、「オリジナル音声を優先」や「音楽のみ」などとレベルを調整できる。
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