ニュース
Google、ディスプレイ広告の“ミュート”ボタン発表
ユーザーは見たくないディスプレイ広告の[x]ボタンをクリックすることで、以後その広告主のキャンペーンを見なくて済むようになる。
米Googleは6月29日(現地時間)、「Google Display Network」のディスプレイ広告に特定の広告をミュートする(非表示にする)ための[x]ボタンを追加すると発表した。向こう数週間中に、幾つかの広告に表示されるようになるという。
ユーザーがディスプレイ広告に付いているこの[x]ボタンをクリックすると、そのユーザーが利用するGoogleサービス上ではその広告主が展開しているキャンペーンの広告が表示されなくなる。
この機能はまだスタートしたばかりで、同じ広告主からの広告が100%表示されなくなるわけではないが、ユーザーが広告表示を管理できるようになり、広告主や広告を表示するWebパブリッシャーにとっても効率よく広告を掲載できるようになるという改善への一歩だとGoogleは説明する。
Googleのディスプレイ広告は、Googleアカウントにログインしているユーザーに対してはそのユーザーの履歴データに基づいて関連性の高い広告を表示するようパーソナライズ化されている。ユーザーは自分のアカウントの「広告表示設定」ページで、検索結果とGmailで表示する広告のパーソナライズ化をオプトアウトすることができる。
関連記事
- Google Mapsモバイル版の検索広告刷新――「CTRが2倍」とAdWords担当者
- 「Googleは広告主偏重」という競合の批判にGoogleが反論
- Google、YouTubeやWebサイトで展開できる「動画広告向けAdWords」を開始
- Google、検索とGmailのターゲティング広告の透明性を向上
- Google、Chromeブラウザ向け「行動追跡防止」拡張機能をリリース
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.