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みずほフィナンシャルグループ、データベース基盤をOracle Exadataで統合へ:導入事例
みずほ証券やみずほ銀行などを傘下に持つみずほフィナンシャルグループが、データベース基盤をOracle Exadataで刷新、統合する。
みずほフィナンシャルグループは、日本オラクルのデータベースマシン「Oracle Exadata」でグループ会社のデータベース(DB)基盤を統合する。システム構築を行うみずほ情報総研と日本オラクルが7月4日に発表した。
みずほフィナンシャルグループは、みずほ証券やみずほ銀行、みずほ情報総研などを子会社とする持ち株会社。複数のグループ会社のDB環境を集約するため、Exadataの活用でプライベートクラウド型のデータベース環境を構築するという。
みずほ情報総研は2011年8月にExadataの採用を提案し、今回みずほフィナンシャルグループに正式採用されたという。同社はExadataを採用した理由として(1)複数のシステムの高集約化を実現する高パフォーマンス、(2)既存の「Oracle Database」の設計テンプレートの活用で導入コストを削減できる、(3)マルチテナント環境によるリソース制御、(4)Exadataと「Oracle Data Guard」の併用による災害対策――などを挙げている。
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