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福岡県築上町、基幹システムのクラウド化と九州外へのバックアップを実施へ導入事例

財務会計と人事給与をクラウドサービスに切り替え、庁舎と遠隔地のデータセンターによるデータバックアップで事業継続性を確保する。

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 日立ソリューションズ西日本は3月26日、福岡県築上町が4月から財務会計システムと人事給与システムのクラウドサービスを利用すると発表した。遠隔データバックアップによって事業継続性も確保するという。

 築上町は、東日本大震災を契機に災害時の事業継続を可能にする目的で、クラウドサービスの導入を決定。従来システムはオンプレミスで運用していたが、クラウド化でシステム更新の手間などを廃し、全体で3割のコスト削減も図る。サービスは関東圏のデータセンターからVPN回線経由で築上町に提供する。また、バックアップ用データをデータセンターと庁内にも同期して保管し、どちらかが被災しても、システムを迅速に復旧できるようにする。

 システム基盤では日立製作所の「自治体向けクラウドソリューション」、日立公共システムエンジニアリングの自治体向けの財務会計システムと人事給与システム、日立システムズのデータセンターサービスが採用されている。


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