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Intel、ホーキング博士と共同開発の“スマート車いす”を披露
Intelが、スティーブン・ホーキング博士と共同開発している「Connected Wheelchair」は、座っている人の生体情報や車いすの走行ルートのマッピングデータなどを収集するIoT(モノのインターネット)端末だ。
米Intelは9月9日(現地時間)、理論物理学者スティーブン・ホーキング博士と共同開発中の“スマート車いす”、「Connected Wheelchair」の動画を公式YouTubeチャンネルで公開した。
このプロジェクトは、Intel Collaboratorsプログラムの一環としてIntelのインターンと社員が「Galileo Development Kit」とIoT(モノのインターネット)のための「Intel Gateway Solutions」を使って取り組んでいる。
この車いすは、座っている人の体温や心拍数、血圧などの生体情報と車いす自体の情報を収集し、車いすに設置してあるディスプレイに表示したり、ネットワークでデータを転送する。また、走行したルートのマッピング機能も搭載する。
ホーキング博士は学生時代に筋萎縮性側索硬化症を発症し、ずっと車いすを使っている。また、頬の筋肉を使って操作する意思伝達装置を使ってコミュニケーションしている。同氏はIntelと10年以上、障害者用システムの開発で協力しているという。
同氏は動画のナレーションで、「これは障害者のためのテクノロジー開発がテクノロジーの未来の性能試験場になる理想的な例だ」と語っている。
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