ニュース
エクサ、「マイナンバーアセスメント」サービスを開始
マイナンバー対応、何から手をつければよいか分からない。そんな企業に向けたマイナンバー対応の評価・指南サービスをエクサが展開する。
システムインテグレータのエクサが、企業のマイナンバー対応を支援する「マイナンバー・アセスメントサービス」を開始した。
2016年1月に始まるマイナンバー制度について、企業は何をどこまでどのように対応しなければならないか。大企業・中堅企業はもとより、全国385万社におよぶ中小企業や団体も含めたすべての企業で対応が必要となる。特に専任IT管理者を置けない事情がある企業や団体で制度開始後の混乱が危惧されている。
マイナンバーアセスメントサービスは、同社が日本IBM&JFEグループのシステムインテグレータとして金融・製造・流通・公共など幅広くシステム開発を手がけてきた実績を軸に、人事や給与部門でのマイナンバー制度対応のための業務全体をもれなく網羅したチェックリストで顧客の対応事項・課題を明確化し、テンプレートを活用した課題解決へのロードマップを提案するもの。「そもそも何をすればいいのか分からない」とする企業の声に応えた。
2015年4月30日まで客の進ちょく状況を診断し、今後の進め方をレクチャーする「無償の簡易アセスメントサービス」を実施。さらに本格的なプロジェクト化立ち上げのため「業務一覧の作成」「業務フローの作成」「開発計画の立案」「課題抽出」を具体的に支援する有償サービスを展開する。
関連記事
- 特集:情シスのための「マイナンバー対応」対策指南
すべての企業は、このマイナンバーに社として対応する必要が迫られています。本特集は、「マイナンバーとは何か?」から、自身が「どう対策すべきか 選定・導入・運用」の課題に特化して具体策をまとめていきます。 - 想定業務と情報漏えいのリスクから考える、中小企業の「マイナンバー対策」
企業のマイナンバー対応が急がれる。中でも遅れがちな中小企業はどうするか。マイナンバーの第一人者 富士通総研経済研究所の榎並氏とデジタルアーツが、想定業務と情報漏えいのリスクから考える、中小企業のマイナンバー対策案を説明した。 - 2015年秋からスタートする「番号制度(マイナンバー)」とは何ですか?
2015年10月から始まる「番号制度(マイナンバー)」。段階的な利用拡大に伴って、行政だけでなく民間企業でも様々な対応が必要となります。本連載では制度のあらましと行政の対応、民間企業が取り組むべき点について解説していきます。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.