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ISID、マイナンバーの自社対応を支援するコンサルサービス 1社250万円から:POSITIVE、STAFFBRAINのマイナンバー対応も9月より
ISIDとISIDBCは、企業のマイナンバー対応を支援するコンサルサービス「マイナンバー制度対応ソリューション」の提供を開始した。価格は1社250万円から。
電通国際情報サービス(ISID)と子会社ISIDビジネスコンサルティングは4月15日、マイナンバー制度の運用開始に向けた対応支援のコンサルティングサービスを開始した。
独自に開発したテンプレートと対面でのコンサルティングをパッケージ化し、制度対応を自社で着実に行っていくための支援策を提供する。合わせてISIDの統合人事ソフト「POSITIVE」「STAFFBRAIN」のマイナンバー対応機能も2015年9月より順次提供する。
子会社のISIDビジネスコンサルティングは、ISIDが人事・会計・経営管理などで多くのシステム構築実績をしてきた知見を生かし、企業の戦略策定と実践を支援するコンサルティング業務を担う。展開サービス「マイナンバー制度自主対応支援コンサルティング」は、
- 個人情報保護規定
- マイナンバー制度対応スケジュール(タスク一覧)
- マイナンバー業務フロー
- マイナンバー影響記帳一覧
などのテンプレートを用意し、制度の最新情報や定期ミーティングなど対面での対応も行っていく。
価格は1社250万円(税別)から。
「POSITIVE」「STAFFBRAIN」のマイナンバー対応機能は、従業員からのマイナンバー情報の収集に対応。収集業務にかかる作業工数を減らせるほか、各種記帳への出力や安全管理処置への対応に必要な機能も提供する。
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