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中堅中小のマイナンバー対策を支援 標的型攻撃に効く低価格パッケージ登場
マイナンバー制度の開始とともに増えると予測される中堅企業へのサイバー攻撃。ファイア・アイが、こうした標的型攻撃への対策を支援する「中堅企業導入支援パッケージ」を提供する。
マイナンバー制度のスタートで増えると予想される、中堅企業ターゲットの標的型攻撃に備えを――。ファイア・アイは4月24日から、中堅企業向けの標的型攻撃対策製品「中堅企業導入支援パッケージ」の提供を開始する。
このパッケージは、アプライアンス型セキュリティ製品「FireEye NXシリーズ」のNX900、NX1400、NX2400および電子メール脅威対策プラットフォーム「ETP Cloud」について、中堅企業でも導入しやすい価格体系に設定しなおしたもの。同社代理店を通じて販売される。
ファイア・アイでは、2016年1月から施行されるマイナンバー制度のスタートに伴って、中堅企業をターゲットとする標的型攻撃が増加すると見ている。中堅企業導入支援パッケージは、セキュリティ対策への投資に制限があり、防御が不完全になりがちな中堅企業の需要を取り込めるものとしている。
現在のサイバー攻撃は高度化が進んでおり、これまでの攻撃パターンをデータベース化した、“シグネチャベースのセキュリティツール”だけでは検知できないものが増えている。中堅企業導入支援パッケージは、こうした高度な攻撃にも対応している。
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