日本マイクロソフトは5月25日、社員向けにスマートフォン「Lumia 830」を導入すると発表した。
Lumia 830はWindows Phone 8.1を搭載する国内では販売されていない端末。同社では総務省令で定められた技術基準適合証明を取得、技適マークを端末に付与して社員への配布を開始した。これまでは2011年に発売されたWindows Phone 7.5搭載の「IS12T」を使用してきた。
今回の措置は「Microsoft Lumiaの日本市場での事業展開・製品発売を直接的に意味するものではない」(同社広報部)と説明。しかし、「社内での様々な活用をショーケースとして位置づけ、今後のWindowsベースのスマートフォン関連事業を検討・展開していく上で役立てていく」ともしている。
Lumia 830は今夏の発売が噂されるWindows 10にアップデートできるという。
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