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Microsoft、Xbox Oneの高機能コントローラー「Elite」やHoloLens版「マインクラフト」を発表:E3 2015
ゲームの年次カンファレンス「E3 2015」の開幕に合わせ、Microsoftが150ドルの高機能無線コントローラーや複合現実HMD「HoloLens」版「マインクラフト」、ホリデーシーズンに発売の多数の新ゲームなどを披露した。
米Microsoftは6月15日(現地時間)、ロサンゼルスの「E3 2015」会場で、同社のゲームサービス「Xbox」に関する発表イベントを開催した。
一般ユーザー向けの主な発表事項は以下の通り。
- 「Xbox 360」の一部のゲームが「Xbox One」でプレイ可能になり、スクリーンショットなどに対応する
- 「Halo 5」(10月27日発売)など多数の新ゲームのラインアップ
- 新無線コントローラー「Xbox Elite Controller」
- 複合現実(MR)HMD「HoloLens」に最適化した「マインクラフト」
- 「Gears of War: Ultimate Edition」のβ版などをプレイできる「Xbox One Preview」プログラムの開始
Xbox Elite Controllerは、スペンサー氏が「エリートゲーマーのためのエリートコントローラー」と紹介した、カスタマイズ可能な高機能な無線コントローラー。10月に予想小売価格149.99ドル(約1万8500円)で発売する。Xbox One付属の新コントローラーの単体での希望小売価格は59.99ドルなので、約2.5倍の価格だ。
Dパッドなどを3種類から選んで付け替えられ、背面には機能を割り当てられる4枚のパドルを付けられるなど、Xbox One付属のコントローラーにはない多数の機能を搭載する。
Windows 7以降を搭載のPCでもUSBケーブルで接続して利用できる他、Windows 10では今秋発売予定のアダプター経由で無線接続が可能だ。
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