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第3回 ワークスタイル変革の実践に必要な「4つの要素」:小林伸睦の「成功に導く“ワークスタイル変革”現場論」(2/2 ページ)
今、企業や組織に「ワークスタイル変革」が求められています。では、それを実際にどのように進めていけばよいのでしょう。今回はその前提となるワークスタイル変革を進めるうえでの基本的な考え方を整理します。
具体的に「何」を変えていくのか 4つの重要な要素
具体的にワークスタイル変革を推進していく上で大きく4つの重要な要素が考えられます。新しい働き方を踏まえて、これらの4つの要素がどうあるべきか再考していかなければなりません。
まずは「労務管理や評価の制度」です。目の前から部下がいなくなる状況が起こり得る中でどう労務上の管理や評価を行えばいいのでしょうか。
2つ目は「情報管理のポリシーやフレームワーク」です。時間や場所を問わず業務を行えるようになると情報を守るための考え方が大きくかわってきます。
3つめは「カルチャー」です。これは組織の中で習慣化しているオペレーションや社員の意識や価値観などです。時にはこの既存のカルチャーが推進を阻害することがあります。
そして、最後に「これらの要素を展開するツールとしての仕組み」です。これが、まさにITツールやシステムになります。
次回からこれらを具体的に考えていきましょう。
(続く)
小林伸睦(こばやし・のぶちか)
シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 営業推進本部 営業推進マネージャー兼エバンジェリスト。イベントやセミナーなどの活動を通して働き方やワークスタイルの変革を推進しながら、「モバイルワークスペース」ソリューションのエバンジェリスト活動およびパートナービジネスのレディネスを担当する。
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