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Microsoft、Windows RTのアップデートで「スタートメニュー」を追加
ARM搭載の「Surface」シリーズのOS「Windows RT」のアップデートで、Windows 10のものに似た「スタートメニュー」が追加された。
米Microsoftは9月15日(現地時間)、予告通りWindows RTのアップデート(KB3033055)をリリースした。
ARM搭載のSurfaceシリーズのOSであるWindows RTはWindows 10にはアップグレードできないことは、今年の1月に既報の通りだ。
同OSをインストールしている端末ではWindows Update経由でUpdate 3にアップデートできる。
このアップデートで、Windows 10に似た「スタートメニュー」が追加される。
下図の左上から、ヘッダ、ピンしたアプリコーナー、よく使うアプリコーナー(ユーザーの利用履歴によって自動的に変化する)、すべてのアプリを表示するボタン、検索枠。右側のアプリグリッドでは、ユーザーがアプリを追加したりタイルのサイズを変更できる。
この他、ロック画面などに表示されるユーザーアカウントの画像が円形フレームになる。
なお、Windows RT端末ではWindows 10向けのユニバーサルアプリは利用できない。
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