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Alphabetのシュミット会長、米国防総省の顧問委員会会長に
米国防総省がシリコンバレーのIT企業からの助言を受けるための顧問委員会を設立し、Googleを傘下に持つAlphabetのエリック・シュミット会長を委員会のリーダーに指名した。
米国防総省は3月2日(現地時間)、シリコンバレーのIT企業からの助言を受けるための顧問委員会「Defense Innovation Advisory Board」の設立を発表した。会長には米Googleの持ち株会社Alphabetのエリック・シュミット会長を指名した。
この委員会の目的は「意思決定における複雑なデータ分析、モバイルおよびクラウドアプリの活用、組織的な情報共有など、シリコンバレーの企業が得意とする領域についての助言を求める」ことという。軍事関連のアドバイスは行わないとしている。
委員会は、最高12人の専門家で組織する予定。メンバーはシュミット氏とアシュトン・カーター国防長官が選出する。
Alphabetは2月、社内シンクタンクGoogle Ideasを傘下の企業Jigsawとして独立させた。同シンクタンクは、テロ対策や核拡散防止などの問題からオンラインセキュリティまで、様々な問題に取り組んでいる。
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