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Microsoft、「Visual Studio Code」のバージョン1.0安定版を公開
Microsoftが、オープンソースのコードエディタ「Visual Studio Code」のWindows、Mac、Linux版バージョン1.0を公開した。プレビュー版は累計200万本インストールされ、1000以上の拡張機能が構築された。
米Microsoftは4月14日(現地時間)、オープンソースのマルチプラットフォームコードエディタ「Visual Studio Code」のバージョン1.0を公開したと発表した。
Windows 7/8/10、Linux x64(Debian/Ubuntu/Fedora/CentOS)、OS X YosemiteとEl Capitan版をこちらからダウンロードできる。
ダウンロードサイズは40MB以下で、日本語を含む9カ国語をサポートする。
2015年4月開催の「Build 2015」でプレビューを発表して以来、累計200万本がインストールされ、毎月50万人以上が利用しているという。
プレビュー版公開段階ではJavaScriptとTypeScriptでWebアプリを開発するためのツールという位置付けだったが、開発者らが1000以上の拡張機能を構築し、現在ではC++、C#、React Native、Python、PHP、F#、Node.js、JSON、Goなど100以上の言語をサポートしている。
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