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米Yahoo!のVerizonへの主要事業売却完了へ
米Yahoo!が2016年7月に発表したニュースやメールなどの主要事業のVerizonへの売却がようやく6月13日に完了する。Verizonはこの事業を傘下のAOLと統合し、Oathという新会社にする計画。約2100人がリストラされるといううわさもある。
米Yahoo!は6月8日(現地時間)、主要事業の米Verizonへの44億8000万ドル(約4930億円)での売却を株主が承認したと発表した。完了は13日の見込み。
Yahoo!は2016年7月、検索、広告、ニュース、ファイナンス、スポーツ、メールサービスなどをVerizonに売却することで合意したと発表したが、その後Yahoo!で大規模な個人情報流出が発覚したり、買収価格が減額されたことなどで計画が遅れていた。
Verizonは買収したYahoo!の主要事業と傘下のAOLを統合し、新会社Oathとする計画だ。
両社の従業員数を合わせると約1万4000人に上る。米TechCrunchは、情報筋の話として、Oathは従業員の15%に当たる約2100人をリストラすると報じた。
主要事業を売却したYahoo!は社名を「Altaba」に変更する。マリッサ・メイヤーCEOとケン・ゴールドマンCFO(最高財務責任者)は退任する。株主はメイヤー氏に対する約3000万ドルの退職報酬支給も承認した。
メイヤー氏の後任CEOはYahoo!取締役のトーマス・マキナニー氏。
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