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Uber、ロシアでYandexと新配車合弁企業立ち上げへ
Uberがロシア東欧地域での配車事業をYandex.Taxiと統合する。新合弁企業は約6割がYandexの保有で、CEOもYandex側の幹部が就任。配車だけでなくフードデリバリーの「UberEats」も展開する。
米Uberとロシア検索最大手のYandexは7月13日(現地時間)、ロシアおよび東欧地域での事業を統合し、新企業を起ち上げると発表した。
Uberが2億2500万ドル、Yandexが1億ドル出資する新企業(名称は未発表)の株式は、Uberが36.6%、Yandexが59.3%、従業員が4.1%保有する。CEOはYandexの配車部門、Yandex.Taxiのチグラン・フダヴェルジャンCEOが兼任する見込み。
新会社が事業を展開する予定の地域における両社の6月の実績を合わせると、6カ国127都市で3500万件の配車を実施し、1億3000万ドルの予約があったという。
新企業は、ロシア、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ジョージア、カザフスタンで配車およびフードデリバリーサービス「UberEats」を展開する。
Uberは昨年8月、中国事業UberChinaを中国Didi Chuxing(滴滴出行)に売却した。UberはDidiの新企業の約6%の株式を保有し、DidiはUberのブランドを残して事業を展開している。
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