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Samsung、VRコンテンツ作成可能なカメラ「360 Round」発売へ
Samsungが、360度・3Dの動画を撮影・ライブストリーミングできるプロ向けカメラ「360 Round」を10月にまず米国で発売する。付属のPCアプリでコンテンツをVR向けに編集できる。
韓国Samsung Electronicsは10月19日(米国時間)、プロ向けの360度・3D動画撮影カメラ「360Round」を発表した。10月中にまず米国で発売する。販売価格はまだ発表されていない。
17枚のレンズ(2枚ずつのペアを円周上に、1枚を天面に設置)と6個のマイクを搭載し、4Kの3D動画のライブストリームが可能。2つのマイク用ポートも備え、より高音質な録音もできるとしている。
メモリは10GB、ストレージは40GBで、256GBまでのSDカードと2TBまでのSSDを外付けできる。USB Type-CとLANポートを備える。
サイズは205×205×76.8ミリで重さは1.93キロ。ファンレスにすることでノイズを軽減しただけでなく、軽量化した。防塵防水レベルはIP65なので、「厳しい環境での撮影にも向いている」としている。
カメラ制御用とコンテンツ編集用の2種類のPCアプリが付属する。
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